Life in 川越

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2022/04/07 thu
大腿骨を骨折して入院した母の主治医が今後の方針を話す、ってんで川越の病院へ。1時間くらい待たされてからの主治医。
「手術しないつもりって聞いたけど、どういう了見だ」といきなり怒られる。
いや、最初に行った救急病院の先生がそう言ってたもんで、と言い訳するも、
とにかく手術はするから。その最初の医者がおかしいから、ってんで、なるほどおかしい。
んで、もう明後日、手術室とったから、付き添いとして来るようにってんで、
はい。はい。すみません。よろしくお願いします。ってんで、辞して缶ビール買って川越の街をほっつき歩く。
高校時代に毎日うろついていた街。んでも、全く変わっちゃってる。なんか完全に観光地化している。あの頃入り浸っていた喫茶店雀荘・パチンコ屋などは、影も形もない。そうか40年ぶりだもんな。ははは。よく知らない街のよう。とはいえもとよりよく知らない街なんだが。
本川越駅前の喫煙所でタバコ吸ってたら携帯が鳴る。障害者である弟がお世話になっている施設の保健師さんからで、なんと弟が来月手術すると言う。え? つったら、首の後ろにでっかいデキモノができていて、それを取るのだと言う。そうそう。それ、コロナ前から言ってた話だった。んで、ついに手術するんだけど、普通はしないけど弟はアレなので、全身麻酔で手術するから当日及び前日お兄さんにも来てほしい、ってんで、はい。もうどこでも行くし何でもやりますよ、ってんで電話を切る。ははは、ってんで大人しく帰る。

 

2022/04/08 fri
渋谷で仕事。んで外苑前に移動して仕事。

 

2022/04/09 sat
母の手術。なのだが、前の患者の手術が押してるってんで、待たされる。外にも行けず、読みたくもない本をひたすら読む。んで読破。んで結局2時間待ってやっと手術。廊下から手術室まで、束の間、母と顔を合わす。6日ぶりだ。んで、黙ってるのも何なので、あたしからなんか話しかけるが、このババア、完全に俺を無視してくる。むくれているのだ。自分が今おかれている状況が気に食わないのだ。んなこと言ったってしょうがねえじゃねえかなあ。ったく嫌なババアだ。んでアッタマきたので、
「あ、アキヒロも手術するんだって」とぶっきらぼうに言ってやったら、やっと、え?てな顔になる。やっぱり聞こえてんじゃねえか。いやらしいババアだ。んで、手術つっても大したことないんだと説明したら納得した様子。んで、手術室へ。んで1時間半後、主治医が出てきて、OKと言いながら、術後のレントゲン写真を俺に見せる。左大腿骨んとこになが〜いボルトが2本、完全に入っていた。おおお。スゲー。

病院を辞して夕刻。とりあえず手近のスーパーマーケットでプリン体0のビールを買おうとしたら、俺の背中にガンとぶつかってきた奴がいて、見ると、おっそろしく老人のような身なりをしているが40くらいの小柄な女。ええ?何?てなもんだったが、まあいいや、ってんでそのビールをカゴに入れてレジに並びに行こうとしたら、その女が今度は正面から来て、すれ違いざまビニール傘の先っぽを俺の足のスネにカタッとぶつける。いて。温厚なオイラも、さすがに「ちょ、おい!」って声かけたんだけど、その女はさーっとどっか行ってしまう。なんなん?てか、超快晴なんですけど。何で傘持ってんだよ、とか思いながらもレジに並んでおっそろしく待たされた後、出口に向かう間、ふと気になって店内に目をやると、ちょうどその女が何も買わずに店を出るとこで、一歩先に店外に出た俺は回れ右をして、その女をにらみつけてやると、ちょっとおどおどしながら、俺を避け、通りを歩き始めた。なんか気になった俺は、よせばいいのにその女の後をつける。
川越の町は土曜ということで観光客が多く行き来している。と、その女が、ふとその小道を横切り、1日レンタルの着物を着て機嫌よく歩いているお姉ちゃんとすれ違いざま、ピニール傘をカタって足にぶつけやがったんだ。現行犯。目撃。なんなんだこの女!ってんで人混みの中を足早に去るその女を追跡。んで、見失ったので、あれ?どこ行った?ってんでしばし立ち止まっていたら、集合住宅の駐車場から現れた。
んで、目が完全にあった。
そしたら、持ってたカバンをガサゴソやりだした。
あ、ナイフか何かを出そうとしてる!
と気づいた私は、ガクガク震えながら、回れ右して逃げた逃げた。本川越駅まで。何度も振り返りながら。あーこわ。あーこわ。
んで、警察官がいたので、あの人変なんです!つってももうどこにいるかわかんないけど!って言おうかなと思ったら、その二人の警察官は、超酔っ払ってグラングランになった外国人を挟んで抱えていて、ああ、もーいーや。てかおもしれえ街だなあ、相変わらず。ってんでビール飲んでタバコ吸って西武線乗って帰って飯食って寝る。

 

2022/04/10 sun
お袋が救急車ってえのからちょうど1週間であり、ええ、まだ1週間?とか思いながら。この1週間で4日も川越に行ったんだなあ。でも昨日手術は成功したのであり、ほっとするやら。んで、猛烈な倦怠感。
これ、なんでこんなに疲れ切っているか、わかりました。川越に行ったり帰ったるするたびに大量の缶ビールをお供として摂取するからであり、要は飲み過ぎなんである。自業自得なんである。ってんで一日中寝る寝る寝る。ホントは夜から落語の稽古があったんだがとても行く気になれず。寝る。

 

2022/04/11 mon
気分新たに仕事に励もうとPCを開いたら、「Onikiさんがアメリカに帰る前のLiveパーティーが今日あるから来てよ」てなメールが3日前に来ているのを発見。メールにある「今日」ってのは3日前のことだ。うむむむ。時すでに遅し。。。Onikiさんてなあ、だいぶ前だが一時期、一緒にバンドをやっていて、僕はこの人のおかげで原田知世さんのレコーディングにも参加できたし、鈴木祥子さんのLIVEも手伝えたんだよな。特に鈴木祥子さんは。先日思い出してまた聞き返して前回のブログにもその歌詞の一節を書いた。偶然。うーむ、ってんで、onikiさんと、13年振りくらいに連絡をとる。
んで、仕事。夕刻本社まで行き、なぜか夜中まで飲む。アホみたいに。

 

2022/04/12 tue 
忘れた。

 

2022/04/13 wed
坂戸市役所経由、実家経由、坂戸郵便局、銀行からの川越の病院。書類を提出。んでくだんのスーパーでまたビールを買い、あの女がいたら今度こそ通報してやろうと身構えていたらそんな女は影も形もなかった。そりゃそうだ。みんな忙しいんだ。

 

2022/04/14 thu
渋谷で仕事した後、時間を潰し、18時、とあるカフェでOnikiさんに会う。明日アメリカに帰るのだが、時間を作ってくれたのだ。久しぶりの邂逅。あっという間に時間は過ぎた。またいつか会えるのかしら?
そんな思いを引きずりながら高円寺。21:01。落語の稽古会は完全に終わっていた。んで、飲み会だけ参加。終電過ぎまで。アホみたい。
今度の日曜は落語の本番。がんばるぞ〜。